高気圧酸素治療

北海道大学病院では、道内に3台しかない、多人数収容可能な第2種高気圧酸素治療装置を設置しております。高気圧医学専門医や複数の高気圧酸素治療技士が常駐し、治療にあたっています。ほぼ全科と言っても過言ではないぐらい、術後をはじめとした患者さんの治療に活用されていますが、この3年間は、COVIDによる治療制限と、収容人数の制限で患者数は減少傾向にあります。(図)。しかし、一酸化炭素中毒や減圧症などの救急疾患に対しては、依然救急部経由で、24時間対応しております。

一方、スポーツ高気圧酸素療法(自費診療)を開設し、プロスポーツ選手をはじめ、スポーツ障害の治療にも活用されています。