緩和医療

北海道大学病院は北海道におけるがん診療連携拠点病院であり、また北海道より高度がん診療中核病院の認定を受けております。がんと診断された時点から緩和ケアの必要性が叫ばれている昨今、当院のようながん治療病院における緩和医療の提供体制の確保は非常に重要と考えます。

緩和ケアチームは多職種チームですが、現在は麻酔科医がチームリーダーとなり、成人の緩和ケアのみならず小児緩和ケア、心不全緩和ケア、がんリハビリテーションなどの分野にもその存在感を増しております。神経ブロックの手技は痛みに悩まされるがん患者さんの苦痛緩和の最後の砦であり、道内の多施設から技術指導を依頼されております。

2020年より緩和医療学会認定研修施設となっております。がん拠点病院における緩和医療に興味のある方はご連絡いただければと思います。